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今回の即興劇設定

とあるデザイナーズマンション物件。不動産屋とパートタイマー鶴海。

山口監督から 新紗への役柄指定

前田静恵（まえだしずえ） / 29歳 / 女 / 独身

静岡県出身。1年前から都内の不動産屋「（株）理想空間ハウス」で働いている。

営業成績が芳しくなく、遂に先週今月のノルマが達成出来ないとクビだと社長に言い渡されてしまった。今週中にあと1件契約を取らなくてはならいない。

今日の物件は都心から少し離れた住宅街にあるデザイナーズ物件。最寄り駅から徒歩25分なので広さと質の割には家賃は安い。メゾネットタイプ、2人入居可、ペット可（敷金2倍必要）、家賃（85000円 / 月）、管理費（4000円 / 月）。

今日の内見の予約をしてきた客は「山根厚生科学研究所」の「ツルミ」さんという女性。19時に物件で待ち合わせなのだがすでに1時間経過している。

シチュエーションは、とあるデザイナーズマンション物件という設定です。少し都内から離れた場所にある設定です。エチュードスタート時は室内で待機してスタートしてください。

山口監督から 阿部恍沙穂への役柄指定

鶴海英子（つるみひでこ） / 36歳 / 女

滋賀県出身。30歳の夫と3歳の息子がいる。夫は売れない詩人。

基本文系だが、何故か独自の数式によっていろんな事象の答えを解き明かすというとんでもない特技を持つ。数式自体は数学的に全くでたらめなのだが何故か正解が導きだされるため周囲の人間からは不気味がられる。この特技を本人は特技だと思っておらず、自分の頭の中の考えを整理する為の儀式と捉えている。

何か難しい問題に直面すると、そのあたりにある紙等に辺り構わず数式を書きなぐり、解答を導きだす。この儀式を度々人前で突然行うため、小学校の頃からあだ名は「数学イタコ」。大きな音に敏感で、周囲で大きな音がするとストレスでさらに計算速度に拍車がかかる。

普段は山根厚生科学研究所という謎の施設で働いている。今日は山根所長に、「今度ね『101匹ねこちゃんと猫アイドルのあの子』っていうテーマで研究をしようと思ってるんだけどね。いい部屋がなくてね、鶴海さん解決して。解決鶴海さん」と新しい研究施設の物件探しを頼まれてこの物件にやってきた。

所長からの条件は、○コンクリート打ちっぱなし○部屋の高さが二段階以上欲しい○もちろん猫は101匹住むよ○でも予算は月8万円しかないよ、ということである。

所長は「爪で引っ掻くから壁紙はだめだよ。アイドルの子も引っ掻くから」「今月中に決めてきてね。あと5日間しかないね」とも言っていた。山根所長はサルバドール・ダリみたいなおじさんです。

今日内見を予約したマンションの不動産屋とは夜19時に物件で待ち合わせしている。他の事務作業が長引いたため、すでに1時間遅れてしまった。

シチュエーションは、とあるデザイナーズマンション物件という設定です。少し都内から離れた場所にある設定です。エチュードスタート時は室外で待機してスタート1分後くらいに入室してください。駅から40分くらい歩いて来た事にしてください。