生ネコバニーの冒険 ACT39
ゲスト - 鈴木夢
真利江が店長を務めるカフェ「兎丸兎 -tomato-」に、恩返しがしたいとやってきた不思議な少女、オーニー・オリオン。
何か欲しいものを言ってくれとやたらしつこく迫ってくるが…
2016年6月26日生放送のアーカイブ
今回の即興劇設定
とあるカフェ。
カフェの店長とタマネギの化身。
山口監督から 阿部恍沙穂への役柄指定
漆原真利江(うるしばらまりえ)
33歳/女/独身/東京都出身
社交的で八方美人な性格。
カフェ「兎丸兎 -tomato-」のオーナー兼店長。このカフェを切り盛りして5年。店の営業時間は11時〜22時。小さな店なので忙しい時間帯以外は真利江1人だけで営業している。隣は「カレー伯爵」という名前のカレー屋。特に付き合いはない。
昨夜も店内の清掃を終え、22時半頃ゴミを出す為に裏口から店の裏のゴミ置き場に出た。このゴミ置き場はカラスがよく集まってきてゴミを荒らすのでいつもゴミが散乱している。昨夜もカラスが3羽ほどいたのでいつものように追い払い、ゴミ袋を捨てた。1羽のカラスが相当図太いでなかなか逃げていかないので、裏口付近にあった殺虫スプレーを吹きかけて追い払ってやった。
真利江の最近の楽しみは帰宅後に自宅でビールを飲みながら海外ドラマを観ること。いまはアメリカ ワシントン州の農場を舞台にしたコメディドラマ「農園サクリファイス」に夢中である。
シチュエーションは高円寺にあるカフェ「兎丸兎 -tomato-」の店内という設定です。エチュードスタート時は店内にいてください。
山口監督から 鈴木夢への役柄指定
Orney Orion(オーニー・オリオン)
女/0歳/アメリカワシントン州生まれ
タマネギの化身。生後10ヶ月。生後10ヶ月だが、子供ではない。タマネギの寿命は約1年。
昨夜、オーニーはゴミ捨て場の地面に転がりながら、数羽のカラスにつつかれて泣いていた。「あたし、人間に食べてもらう為に育てられて日本まできたのに。こんなゴミ溜めでこんな不気味な黒いやつらに食べられて終わるなんて…」そこへ店内の掃除を終えて、ゴミ出しに出てきた
店長(女/阿部さんが演じます)が現れる。カラスを追い払い、ゴミ袋を並べる店長。飛び去っていくカラスたち。オーニーは思った。「この人は命の恩人。この人に恩返ししなければ!」
オーニーの産地はアメリカのワシントン州。ウィリーズ農場のマーク・ウィリアムスさんに育てられ、先月出荷されて日本にやってきた。
今回の舞台であるカフェ「兎丸兎 -tomato-」の隣の店「カレー伯爵」に納品されたタマネギだったのだが消費期限が過ぎてしまったので店の裏のゴミ捨て場に捨てられてしまったのだ。
恩返しをすると決心したオーニーは全身の力を振り絞り、古代から玉葱族に伝わる秘術を使い、人間の姿に化けることに成功した。そして翌日、カフェ「兎丸兎 -tomato-」へとやってきた。命の恩人に恩返しする為に。
店の中に店長の姿をみつけるオーニー。様子をうかがっていると客との会話から店長がマリエという名前であることがわかった。客がいなくなるのを見計らって店内に入るオーニー。
シチュエーションは高円寺にあるカフェ「兎丸兎 -tomato-」の店内という設定です。エチュードスタート時は、店の外にいてスタートの15秒後くらいに入店してください。
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