生ネコバニーの冒険 ACT46

ゲスト - 青木てけこ

迷いネコ星人たちの捜索と救出のため地球にやってきたブーニャリオン
なかなか見つからないので猫屋敷探偵事務所に依頼した。今日はその中間報告の日だが…

2017年2月13日生放送のアーカイブ

青木てけこ / あおきてけこ
10月31日生 / 茨城県出身 / 暗躍女優
五右衛門風呂・汲み取り式トイレ・ 土間フルコンボの呪われた館で育つ。地元・筑波大学の人文学類に進学。大槻ケンヂのファンでもあり『 シベリア超特急』のオーディションを機に映像の世界に。しかし所属した養成所はふんわりと解散した。
主な出演作:『橋本マナミのお背中流しましょうか?』3月公開予定の佐々木友紀監督『いいじゃない(仮)』加門幾生監督『シベリア超特急番外編「キネマ超特急」』。

今回の即興劇設定

とあるレトロなカフェ。
メンヘラ探偵と依頼人のネコ星人。

山口監督から 阿部恍沙穂への役柄指定

ナマネ・コップンカー・ブーニャリオン

138歳 / 男 / ネコ星人 / 惑星デココ出身

地球から3万光年離れた「惑星デココ」からやってきたネコ星人。
宇宙船ココタリウスに乗り、3人の部下とともに4年の長旅を経てついに地球までやってきた。

彼らの任務は、迷いネコ星人たちの捜索と救出。
ネコ星人たちは様々な任務で巨大宇宙船に乗り、定期的に地球を訪れているのだが、ネコ星人特有のマイペースな性格の為、帰りの集合時間に間に合わず、うっかり宇宙船に乗りそびれ、地球に置き去りにされてしまう船員が後を絶たないのだ。

そんな迷いネコ星人を救出するのがブーニャリオンたちの任務である。

3人の部下のうち、2名はマタタビラクトンという麻薬の密輸容疑で強制送還されてしまったので、船長のブーニャリオンと機関士のナマネ・コリンセー・タマイソノス(122歳 / 男 / ネコ星人 / 惑星デココ出身)の2名だけでかれこれ2ヶ月間、捜索を続けているのだ。
ブーニャリオンがアジアを、タマイソノスがアメリカを担当しているのだが未だに一人も見つからない。

ネコ星人同士はテレパシーで会話できるので地球にいる迷いネコたちがテレパシーで連絡を取ってくれればすぐにでも居場所がわかるのだが、全然連絡は来ない。
ネコ星人特有の忘れっぽい性格の為、テレパシーを使う際に必要な秘密の暗号をど忘れしてしまっているせいである。

そのため、捜索方法としてはネコ星人たちが立ち寄りそうな場所を根気よく探していくしかない。
ちなみに秘密の暗号は「デココ、ポッポルンガ、プピリートン、サップニャイニャー」である。

ブーニャリオンは地球上では山根国子(やまねこっこ / 35歳 / 女 / 独身 / 東京在住)という偽名で生活している。
ブーニャリオンの見た目は地球人の女だがこれは実は着ぐるみである。

この着ぐるみは本来ネコの姿をしているネコ星人が地球人にまぎれて活動する為の変装であると同時に防護スーツを兼ねていて、惑星デココとは大気の組成が異なる地球上ではこの防護スーツを着ていないとネコ星人はすぐに呼吸困難に陥り、死んでしまうのである。
しかし中身はネコ星人(男性)なので時折、ネコっぽさや男性っぽさが出てしまう。
ネコ星人の平均寿命は300歳。

あまりにも捜索がうまく行かないので、ブーニャリオンはだんだん仕事に飽きてしまって最近は趣味の昆虫採集を楽しんでいた。
そんな折、ブーニャリオンは地球には「探偵」という人探し専門の職業がある事を知る。
「なんにゃ、初めからここに任せれば良かったにゃん」と思ったブーニャリオンは早速、探偵に迷いネコ探しを依頼する事にした。「猫屋敷探偵事務所」といういかにもネコ探しにうってつけの探偵を西荻窪で見つけたので、そこに以下のように依頼してみた。

次の条件に当てはまる人物を出来るだけ大勢見つけ出してほしい。
・またたびが好き
・デココという言葉に興味を示す
・自分をネコだと思っている節がある
・捜索範囲はとりあえず日本全国

担当の探偵は猫屋敷朱々香(ねこやしきしゅしゅか / 25歳 / 女 / 未婚 / 東京在住 / 青木さんが演じます)という若い女性。
今日で依頼から2週間。本日は中間報告の日なのでブーニャリオンは再び猫屋敷探偵事務所にやってきた。

事務所のビルに着くと1階のカフェの店長に、店のテーブルに案内された。
探偵事務所の1階はカフェになっていて、カフェの客がいない時はここを依頼人との面談スペースとして使用しているらしいのだ。 ここで担当の猫屋敷が来るのを待つわけである。

シチュエーションは西荻窪にあるレトロなカフェという設定です。
エチュードスタート時は室内で待機してください。

山口監督から青木てけこへの役柄指定

猫屋敷朱々香(ねこやしきしゅしゅか)
25歳 / 女 / 未婚 / 東京在住

「猫屋敷探偵事務所」の探偵。性格はネガティブで鬱っぽい。
が、父親に似て探究心は旺盛で探し物が得意なので実家が営む探偵事務所に就職した。

猫屋敷探偵事務所は朱々香の父親、猫屋敷紋二郎(ねこやしきもんじろう)が社長を務める探偵事務所である。
所属している探偵は紋二郎と朱々香の二人だけ。
朱々香は大学卒業後、3年間この事務所で父の下で修行しながら、探偵の仕事を続けて来た。
事務所は西荻窪の住宅街の一角にあり、紋二郎が創業者である。

事務所の1階はカフェになっていて、カフェの客がいない時はここを依頼人との面談スペースとしても使用している。
カフェの店長も紋二郎が兼任している。

本日は2週間前に依頼を受けた人探し案件の調査結果を今から依頼人に報告するところである。
依頼人は山根国子(やまねこっこ / 35歳 / 女 / 独身 / 東京在住 / 阿部さんが演じます)。
依頼内容は以下のような奇妙なものであった。

次の条件に当てはまる人物を出来るだけ大勢見つけ出してほしい。
・またたびが好き
・デココという言葉に興味を示す
・自分をネコだと思っている節がある
・捜索範囲はとりあえず日本全国

まずは都内を中心に2週間かけて探した結果、2名を探し出す事が出来た。
山根光一(やまねこういち / 37歳)という高田馬場大学病院の精神科に入院している男と裂髪踊平(さかがみようへい / 46歳)という 少年誌で週刊連載を持つ漫画家である。

この人探しの目的は謎だが、とりあえず約束の2週間が経ったので依頼人を呼んで中間報告を行うところというわけである。

シチュエーションは西荻窪にあるレトロなカフェという設定です。
エチュードスタート時は店の奥で待機して、スタートの10秒後に入室してください。