生ネコバニーの冒険 ACT48

ゲスト - 生田輝

山根所長に「異星人が攻めてくるので何とかして」とまた無茶振りされた鶴海英子。
第八種接近遭遇対策防衛室の室長と打ち合わせに行くように言われるが、鶴海には迷いがあった

2017年5月14日生放送のアーカイブ

生田輝 / いくたてる
1991年4月30日生 / 大阪府出身 / 女優(株式会社クィーンズアベニュー所属)
大学在学中に演劇を学び、フリーで活動を始める。PARCO Production 平田オリザ×本広克行「転校生」西岡ひとみ役等にも出演。東京国際L&G映画祭上映作品「あかぎれ」では主演さつき役を演じ、ドラマTBS「コウノドリ」、TBS「99.9−刑事専門弁護士−」、TX「ナイトヒーローNAOTO」など映像作品への出演も積極的に行なっている。 → ブログ「あーした天気になぁれ!!」ツイッター

今回の即興劇設定

山根厚生科学研究所のラボ職員と
数学イタコ、鶴海英子。

山口監督から 阿部恍沙穂への役柄指定

鶴海英子(つるみひでこ)

37歳 / 女 / 既婚

滋賀県出身。 31歳の夫と4歳の息子がいる。夫は売れない詩人。

基本文系だが、何故か独自の数式によっていろんな事象の答えを解き明かすというとんでもない特技を持つ。

数式自体は数学的に全くでたらめなのだが何故か正解が導きだされるため周囲の人間からは不気味がられる。
この特技を本人は特技だと思っておらず、自分の頭の中の考えを整理する為の儀式と捉えている。

何か難しい問題に直面すると、そのあたりにある紙等に辺り構わず数式を書きなぐり、解答を導きだす。
この儀式を度々人前で突然行うため、小学校の頃からあだ名は「数学イタコ」。

大きな音に敏感で、周囲で大きな音がするとストレスでさらに計算速度に拍車がかかる。

普段は山根厚生科学研究所という謎の施設で働いている。
昨日、山根所長に、「異星人が攻めてくるよ、鶴海さん。鶴海さん解決して。解決鶴海さん」と言われ、本日担当者と打ち合わせることになった。

同じ山根厚生科学研究所の一部署で今月新設された第八種接近遭遇対策防衛室の室長がその担当者とのこと。

室長の名前は磯山崎仙子(いそやまざきせんこ / 生田さんが演じます)。
山根所長からは「磯山崎くんはね、若いけど優秀でね。彼女と鶴海さんが組めば何とかなると思うから。地球、守っちゃってよ!」と言われている。

第八種接近遭遇対策防衛室は、かねてから山根所長が準備を進めてきた地球防衛を目的としたあらゆる研究を統括する、新部署である。

新宿のとある雑居ビルの地下にあるレストランのそのさらに300メートルほど下の秘密裏に作られたシェルターの中にあり、研究所の職員の中でも限られた数人にしかまだその存在を明かされていない場所である。

山根所長はサルバドール・ダリみたいなおじさんです。

という状況で打ち合わせに向かっている鶴海だったが、しかし鶴海は悩んでいた。
先日、ノルウェーから送られて来た手紙が原因だった。
送り主は夫。ノルウェーで出版した詩集が好評で仕事がたくさん舞い込んで来たからしばらく日本には帰れそうにない。 息子を連れて一緒にノルウェーに引っ越して来てくれないか。
という内容だった。

元々、年に1〜2回しか帰国せず、海外を放浪し続けている夫だったが、その夫がしばらく帰れないと言うからには数年帰ってこないつもりであろう。
それに、今まで日の目を見なかった夫の初めての成功を側で支えたかった。
山根所長の仕事は刺激的だが、プロジェクトによっては一度参加すると半年以上抜け出せなかったりするものもある。

今回、室長さんとの打ち合わせが良い機会なので今日でこの研究所を辞めるべきではないだろうかと鶴海は悩んでいた。

シチュエーションは新宿のとあるビルの地下にあるレストランという設定です。
エチュードスタート時は店の外で待機してスタートの10秒後くらいに入室してください。

山口監督から生田輝への役柄指定

磯山崎仙子(いそやまざきせんこ)
25歳 / 女 / 独身 / 大阪府出身

関西弁を話し、比較的明るい性格。山根厚生科学研究所職員。
今月新設された第八種接近遭遇対策防衛室の室長を務めている。

磯山崎は次元転移装置の改良に成功した功績が認められ、山根小五郎(やまねこごろう / 男 / 59歳 / 独身)所長より直々に室長に任命された。

第八種接近遭遇対策防衛室は、かねてから山根所長が準備を進めてきた地球防衛を目的としたあらゆる研究を統括する、新部署である。
山根所長の長年に渡る独自の研究により、山根厚生科学研究所は、 とある異星人からの侵略活動が地球上にて進行中であることを察知していた。

地球から3万光年離れた「惑星デココ」からやって来るデココ星人。
体長は50センチほどで、外見は地球のネコに似た風貌をしており、二足歩行。
平均寿命は300歳。
地球より遥かに進んだ文明を有しており、地球を植民地化する為に、既に地球各地に500匹ほどが潜伏して侵略の準備を進めている。

地球上では地球人にそっくりな形状をした宇宙服を着用して、人間社会にとけ込んでいる為、デココ星人を見つけ出すのは非常に困難である。
デココ星人達は人間社会に潜伏しながら、地球人を一掃するための巨大ネコ型生物兵器を密かに量産しており、この生物兵器が地球各地に配備されたタイミングで一気に総攻撃を仕掛けてくるものと思われる。

この第八種接近遭遇対策防衛室は、新宿のとある雑居ビルの地下にあるレストランのそのさらに300メートルほど下の秘密裏に作られたシェルターの中にあり、研究所の職員の中でも限られた数人にしかまだその存在を明かされていない場所である。

デココ星人による侵略を未然に防ぐ為に山根厚生科学研究所が進めているのが次元転移装置と永久機関の開発である。
次元転移装置を使って、生物兵器や基地ごとデココ星人達を別の次元へ転送してしまおうという作戦である。
しかし、次元転移装置の稼動には非常に膨大なエネルギーが必要になるため、山根所長の指示で永久機関の開発も3年に渡って進めて来たのだが、こちらはまだ完成に至っていない。

ところが昨日、デココ星人の製造している生物兵器の準備が整いつつあるらしいという情報が情報部から入って来た。
早ければ半年以内に総攻撃が始まる可能性があるとのことである。

攻撃を防ぐ為には、動力源の確保とデココ星人達の基地の特定が急務である。
そこで所長の特命を受けて、特殊開発事業部から凄腕の開発者がこの防衛室に送り込まれてくることになった。

開発者の名前は鶴海英子(つるみひでこ / 阿部さんが演じます)。
山根所長からは「鶴海さんはね。数学イタコってあだ名でね。彼女がくれば何でも解決するから。
磯山崎くんは寝てても大丈夫」と言われている。
次元転移装置の設計図の元となる理論もこの鶴海が発見したものらしい。

まもなく鶴海が打ち合わせにやってくる時間である。
まずは磯山崎から作戦の内容を説明してから動力源の問題の解決と、敵の基地を見つけ出す方法を相談したいと思っている。

普段はカモフラージュの為に一般客を店にいれているのだが、今日は鶴海との打ち合わせの為に閉店にしている。
山根所長はサルバドール・ダリみたいなおじさんです。

シチュエーションは新宿のとあるビルの地下にあるレストランという設定です。
エチュードスタート時は店内で待機してください。

練習編 生ネコバニーの散歩